このデッキの最初のアイデアは《龍の降下》《龍の大嵐》コンボでした。

スタンダードでは実現できなかったバーン&飛行速攻4/4の群れでの突然の死!
モダンのカードプールなら決定ターンを早められるのでは?

ドラゴンに変換するのはトークンが良さそうです。
《若き紅蓮術士》が色も合っていていいですね。
コンボパーツを手中に収めるためにドローを滅茶苦茶したいので
1マナキャントリップとドローソースをぶちこんで…
《戦場の秘術師》がいれば対象の数分インスタント・ソーサリーが軽くなります。
これでコンボパーツは終わりです。

《若き紅蓮術士》の類型で《アクロスの十字軍》を見つけました。
トリガーが《若き紅蓮術士》よりも狭い代わりに軽く、トークンが即殴れます。
コントロールデッキではなく、ビートダウンからコンボもあるよデッキを作ろうとしていたのでこれは行幸。
この段階でサイドに《僧院の速槍》《タイタンの力》《ティムールの激闘》を採用して実戦実験してみました。

勝てないのはまぁいいとしてサイド後にコンボパーツ3種を上記のアグロパーツ3種と入れ替えたほうが回るし強いという結果になりました。
そりゃあ3種4枚ずつをきれいに1枚ずつ引かないとコンボ決まらないのってコンボデッキとしては悠長すぎますもんね。
ただしこの路線を突き詰めて行くと【アタルカレッド】になってしまいますね・・・。
クリーチャーの頭数が多すぎて手詰まるので《若き紅蓮術士》は解雇でクリーチャーは2枠に変更、土地もマナフラッド率が非常に高かったためだいぶ減らして17枚に。

再び実戦実験したところ、勝っても負けても《龍の降下》までに勝負がつくという結果になりました。
そうなると《龍の降下》も《龍の大嵐》もノイズです。はい、抜きましょう。
《戦場の秘術師》も存在意義を失いました、解雇です。《僧院の速槍》、メインに昇格です。

ドラゴントークンバーンコンボではなくキャントリップトークンデッキにシフトしました。
一旦まとめましょう
 ★ヤンパイデッキではない
 ★アタルカレッドではない
 ★デルバーでもない
コントロールする気も火力を大量に打ち込む気もありませんがただただ手札は減りません。

デッキ内容は《アクロスの十字軍》《僧院の速槍》と大量の1マナキャントリップ、形ばかりの打ち消し、稲妻、以上。

理想的なデッキの動きは
1ターン目 《僧院の速槍》
2ターン目 《アクロスの十字軍》適当なキャントリップを《アクロスの十字軍》に撃つ
3ターン目 《アクロスの十字軍》にキャントリップを3回撃つ
4ターン目 同上で4回撃つ・・・相手は死ぬ

トークンで横に展開し《僧院の速槍》がパンプアップする、なかなか美しい形になりました。

スペルの最大マナが2となったため、更に土地を絞ります。

デッキコンセプトが完全に変わったため赤、青、無色の優良1マナクリーチャーを求め、未知なるモダンのカードプールを検索していたら
・・・いました
《膨れコイルの奇魔》赤青混成マナ、1/1、ソーサリーかインスタントを唱えると+1/+1の修整をエンドまで受けます。
ここまでなら《僧院の速槍》と差別化できませんが、
パンプアップしながら ア ン タ ッ プ します。

0マナ、装備に1マナ《極楽のマントル》・・・ッ!
装備したクリーチャーに《極楽鳥》のマナ生成能力を付与・・・ッ!
タップしてマナを産み、キャントリップでアンタップしてパンプアップしてドロー、アンブロで相手のライフを奪い去る・・・
胡散臭い意識高い系ビジネスパーソンみたいになっちゃいましたが、
手札へらずに半永久的におっきくなるよ、ブロックされなくなって命を刈り取るよ。
ということです。


2013年に公式で取り上げられたデッキ【奇魔ストーム】。
1マナ以下のソーサリー・インスタント(キャントリップかドロー)を撃って最後は《ぶどう弾》で〆る。
【奇魔ストーム】はコンボデッキで《膨れコイルの奇魔》からのストームがないと勝てないデッキでした。
時は流れ《ギタクシア派の調査》は禁止されましたが1マナキャントリップは増えました。
最も重要なのはアンブロ付与できる《空間の擦り抜け》
相手の場に影響されず、最速2ターンキルも可能という事・・・!
そしてこのギミック・・・楽しそう!・・・いや、楽しい!
いや、

たーのーしー♪

そして現在の姿がコレだ!









メイン(60)
土地(12)
4 沸騰する小湖
4 汚染された三角州
4 蒸気孔

クリーチャー(12)
4 アクロスの十字軍
4 膨れコイルの奇魔
4 通りの悪霊

ソーサリー(12)
4 信仰無き物あさり
4 空間の擦り抜け
4 改革派の戦術

インスタント(20)
4 促進
4 たなびく真紅
4 たなびく紺碧
4 一瞬の散漫
4 よじれた映像

アーティファクト(4)
4 極楽のマントル


もちろんまだまだ調整を続けている最中です

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