【モダン】海外記事 フェアリー【意訳】
2018年3月22日 Magic: The Gathering英文で《精神を刻む者、ジェイス》解禁後のフェアリーデッキについての記事が公式にあがっていたのでふんわり意訳しました。
原題の「Almost There」は「完成まであと一歩」「だいたいできてる」と言った意味で、MOで5-0したデッキレシピを基にして解説されています。
素人の意訳なので間違った解釈をしているかもしれません。突っ込み入れて頂けると助かります。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/how-build/almost-there-faeries-2018-03-16
「Almost There: Faeries」By Paulo Vitor Damo da Rosa
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
《精神を刻む者、ジェイス》、という全ての青いデッキにとって超強力なカードがモダンで使えるようになり、マスターズ25で《ヴェンディリオン三人衆》が再録された。
これは、僕のマジック史上最大のお気に入りデッキに立ち返る完璧なタイミングって事だね。
そう、【フェアリー】さ!
まずはLastbeanがMOモダンリーグで最近5-0したデッキを見てみよう。
LASTBEANの【フェアリー】
プレインズウォーカー(5)
2 《精神を刻む者、ジェイス》
2 《ヴェールのリリアナ》
1 《最後の望み、リリアナ》
クリーチャー(11)
2 《霧縛りの徒党》
2 《瞬唱の魔道士》
4 《呪文づまりのスプライト》
3 《ヴェンディリオン三人衆》
ソーサリー(6)
3 《コジレックの審問》
3 《思考囲い》
インスタント(10)
2 《謎めいた命令》
4 《致命的な一押し》
4 《選択》
エンチャント(4)
4 《苦花》
土地(24)
2 《忍び寄るタール坑》
4 《闇滑りの岸》
1 《廃墟の地》
2 《溢れかえる岸辺》
4 《島》
3 《変わり谷》
4 《汚染された三角州》
1 《人里離れた谷間》
2 《沼》
1 《湿った墓》
サイドボード(15)
1 《儀礼的拒否》
2 《集団的蛮行》
1 《対抗突風》
1 《滅び》
1 《軽蔑的な一撃》
1 《払拭》
1 《強迫》
2 《鞭うつ触手》
1 《英雄の破滅》
4 《虚空の力線》
フェアリーデッキはアグロ・コントロールで、高い対応能力があるデッキなんだ。
とびぬけた力はないけど、状況に応じて様々な役割を演じてくれる、攻撃的にも防御的にもね。
ちょいちょいと《ヴェンディリオン三人衆》で殴った後に《謎めいた命令》で対戦相手のクリーチャーをフルタップして、突然の死を与える事もあるんだ。
そもそもフェアリーデッキの動きとしては脅威・・・《苦花》がベストだけど、《ヴェンディリオン三人衆》等のフェアリークリーチャーも有効だね・・・の展開、それ以外は構えていたい。
デッキの大部分は非常に軽いか、インスタントタイミングで唱えられるから、対戦相手の行動に対して何らかの対応策が取れるんだ。
そして、対戦相手が何もしないならば、こちらは脅威を展開することができる。
この柔軟性のため、フェアリーデッキはプレイするのも、されるのも非常に面倒なデッキなんだ。
でも、勝ち筋がないように感じるゲームでもたびたび勝ちに繋がるから複雑さにも価値があるんだ。
《精神を刻む者、ジェイス》の採用によってフェアリーデッキはコントロール色を少し失った代わりに、より攻撃的にタップアウトできるようになった。
《精神を刻む者、ジェイス》と《ヴェールのリリアナ》の安全な着地、運用の為には打ち消し呪文よりも相手に有効札を持たせない方が良い。
《コジレックの審問》《思考囲い》を両方採用しているし「青いジャンド」っぽく感じるかもしれないね。
フェアリーデッキだし、インスタントタイミングでうまくやることができるけど、それはもはやデッキの一つの側面でしかないんだ。
フェアリーデッキには他のクリーチャータイプにない2枚のキーカードがある。
それは《呪文づまりのスプライト》と《霧縛りの徒党》だ。
《呪文づまりのスプライト》は単独でも、モダンで使われる一般的なスペルを打ち消せる・・・《流刑への道》、《稲妻》、《致命的な一押し》、《死の影》、《祖先の幻視》、《血清の幻視》、《古きものの活性》など・・・
さらに他のフェアリー・・・《ヴェンディリオン三人衆》や《変わり谷》・・・を加えたら、様々なアーキタイプに対する堅牢なカウンターになる。
《苦花》から複数のトークンを生んでいれば【エルドラージ】や《原始のタイタン》でさえ打ち消せるんだ。
しかも打ち消した後には十分なクロックが残ってるんだ。これはデカいアドバンテージだ。
《霧縛りの徒党》は《致命的な一押し》の登場で少し弱体化したカードなんだ、インスタント除去に弱いからね。
とは言っても、《精神を刻む者、ジェイス》と《血編み髪のエルフ》が使えるようになったおかげで《稲妻》が再びモダンで最も人気のある除去に返り咲いたのは良い流れだね。
いくつかのジャンドのデッキリストでは、《致命的な一押し》は1枚だけで《稲妻》が4枚なんだ。
《苦花》、《変わり谷》、《呪文づまりのスプライト》、《ヴェンディリオン三人衆》と覇権の際に「フェアリー不足」になる事はない。
1マナ除去が《霧縛りの徒党》自体を殺せないなら無事に着地して覇権できる。
対戦相手に対処手段がないなら、《霧縛りの徒党》は《Time Walk》付きの4/4飛行だ。
【トロン】や【スケープシフト】のようなソーサリータイミングで動くデッキには良く効く。
対戦相手は鍵となるターンに《霧縛りの徒党》がありませんようにって願う事になるね。
他のデッキに対して、ライフレースで負けている場合、アタッカーに対する待ち伏せや《苦花》を取り除くためにも使えるし、
運が良ければ《Time Walk》を使いまわすために《精神を刻む者、ジェイス》で《霧縛りの徒党》をバウンスするかも知れない!
僕はこのデッキが好きだし、2~3の変更だけしたい。
① 4枚目の《変わり谷》を増やしたい。《呪文づまりのスプライト》、《霧縛りの徒党》とのシナジーが強いからね。
② 《集団的蛮行》を1枚メインに採用したい。《苦花》を使うデッキで重要な使いやすいライフゲイン手段だからね。
③ 3枚目の《霧縛りの徒党》が欲しい。《選択》の枚数を減らす事で枠は空けよう。《瞬唱の魔道士》の為のカードみたいなものだしね。
④ 4マナ域が多いので、《闇滑りの岸》は減らそう。
PVの【フェアリー】
プレインズウォーカー(5)
2 《精神を刻む者、ジェイス》
2 《ヴェールのリリアナ》
1 《最後の望み、リリアナ》
クリーチャー(12)
3 《霧縛りの徒党》
2 《瞬唱の魔道士》
4 《呪文づまりのスプライト》
3 《ヴェンディリオン三人衆》
ソーサリー(6)
3 《コジレックの審問》
2 《思考囲い》
1 《集団的蛮行》
インスタント(10)
2 《謎めいた命令》
4 《致命的な一押し》
3 《選択》
エンチャント(4)
4 《苦花》
土地(24)
2 《忍び寄るタール坑》
2 《闇滑りの岸》
2 《溢れかえる岸辺》
4 《島》
4 《変わり谷》
4 《汚染された三角州》
1 《人里離れた谷間》
2 《涙の川》
2 《沼》
1 《湿った墓》
原題の「Almost There」は「完成まであと一歩」「だいたいできてる」と言った意味で、MOで5-0したデッキレシピを基にして解説されています。
素人の意訳なので間違った解釈をしているかもしれません。突っ込み入れて頂けると助かります。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/how-build/almost-there-faeries-2018-03-16
「Almost There: Faeries」By Paulo Vitor Damo da Rosa
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
《精神を刻む者、ジェイス》、という全ての青いデッキにとって超強力なカードがモダンで使えるようになり、マスターズ25で《ヴェンディリオン三人衆》が再録された。
これは、僕のマジック史上最大のお気に入りデッキに立ち返る完璧なタイミングって事だね。
そう、【フェアリー】さ!
まずはLastbeanがMOモダンリーグで最近5-0したデッキを見てみよう。
LASTBEANの【フェアリー】
プレインズウォーカー(5)
2 《精神を刻む者、ジェイス》
2 《ヴェールのリリアナ》
1 《最後の望み、リリアナ》
クリーチャー(11)
2 《霧縛りの徒党》
2 《瞬唱の魔道士》
4 《呪文づまりのスプライト》
3 《ヴェンディリオン三人衆》
ソーサリー(6)
3 《コジレックの審問》
3 《思考囲い》
インスタント(10)
2 《謎めいた命令》
4 《致命的な一押し》
4 《選択》
エンチャント(4)
4 《苦花》
土地(24)
2 《忍び寄るタール坑》
4 《闇滑りの岸》
1 《廃墟の地》
2 《溢れかえる岸辺》
4 《島》
3 《変わり谷》
4 《汚染された三角州》
1 《人里離れた谷間》
2 《沼》
1 《湿った墓》
サイドボード(15)
1 《儀礼的拒否》
2 《集団的蛮行》
1 《対抗突風》
1 《滅び》
1 《軽蔑的な一撃》
1 《払拭》
1 《強迫》
2 《鞭うつ触手》
1 《英雄の破滅》
4 《虚空の力線》
フェアリーデッキはアグロ・コントロールで、高い対応能力があるデッキなんだ。
とびぬけた力はないけど、状況に応じて様々な役割を演じてくれる、攻撃的にも防御的にもね。
ちょいちょいと《ヴェンディリオン三人衆》で殴った後に《謎めいた命令》で対戦相手のクリーチャーをフルタップして、突然の死を与える事もあるんだ。
そもそもフェアリーデッキの動きとしては脅威・・・《苦花》がベストだけど、《ヴェンディリオン三人衆》等のフェアリークリーチャーも有効だね・・・の展開、それ以外は構えていたい。
デッキの大部分は非常に軽いか、インスタントタイミングで唱えられるから、対戦相手の行動に対して何らかの対応策が取れるんだ。
そして、対戦相手が何もしないならば、こちらは脅威を展開することができる。
この柔軟性のため、フェアリーデッキはプレイするのも、されるのも非常に面倒なデッキなんだ。
でも、勝ち筋がないように感じるゲームでもたびたび勝ちに繋がるから複雑さにも価値があるんだ。
《精神を刻む者、ジェイス》の採用によってフェアリーデッキはコントロール色を少し失った代わりに、より攻撃的にタップアウトできるようになった。
《精神を刻む者、ジェイス》と《ヴェールのリリアナ》の安全な着地、運用の為には打ち消し呪文よりも相手に有効札を持たせない方が良い。
《コジレックの審問》《思考囲い》を両方採用しているし「青いジャンド」っぽく感じるかもしれないね。
フェアリーデッキだし、インスタントタイミングでうまくやることができるけど、それはもはやデッキの一つの側面でしかないんだ。
フェアリーデッキには他のクリーチャータイプにない2枚のキーカードがある。
それは《呪文づまりのスプライト》と《霧縛りの徒党》だ。
《呪文づまりのスプライト》は単独でも、モダンで使われる一般的なスペルを打ち消せる・・・《流刑への道》、《稲妻》、《致命的な一押し》、《死の影》、《祖先の幻視》、《血清の幻視》、《古きものの活性》など・・・
さらに他のフェアリー・・・《ヴェンディリオン三人衆》や《変わり谷》・・・を加えたら、様々なアーキタイプに対する堅牢なカウンターになる。
《苦花》から複数のトークンを生んでいれば【エルドラージ】や《原始のタイタン》でさえ打ち消せるんだ。
しかも打ち消した後には十分なクロックが残ってるんだ。これはデカいアドバンテージだ。
《霧縛りの徒党》は《致命的な一押し》の登場で少し弱体化したカードなんだ、インスタント除去に弱いからね。
とは言っても、《精神を刻む者、ジェイス》と《血編み髪のエルフ》が使えるようになったおかげで《稲妻》が再びモダンで最も人気のある除去に返り咲いたのは良い流れだね。
いくつかのジャンドのデッキリストでは、《致命的な一押し》は1枚だけで《稲妻》が4枚なんだ。
《苦花》、《変わり谷》、《呪文づまりのスプライト》、《ヴェンディリオン三人衆》と覇権の際に「フェアリー不足」になる事はない。
1マナ除去が《霧縛りの徒党》自体を殺せないなら無事に着地して覇権できる。
対戦相手に対処手段がないなら、《霧縛りの徒党》は《Time Walk》付きの4/4飛行だ。
【トロン】や【スケープシフト】のようなソーサリータイミングで動くデッキには良く効く。
対戦相手は鍵となるターンに《霧縛りの徒党》がありませんようにって願う事になるね。
他のデッキに対して、ライフレースで負けている場合、アタッカーに対する待ち伏せや《苦花》を取り除くためにも使えるし、
運が良ければ《Time Walk》を使いまわすために《精神を刻む者、ジェイス》で《霧縛りの徒党》をバウンスするかも知れない!
僕はこのデッキが好きだし、2~3の変更だけしたい。
① 4枚目の《変わり谷》を増やしたい。《呪文づまりのスプライト》、《霧縛りの徒党》とのシナジーが強いからね。
② 《集団的蛮行》を1枚メインに採用したい。《苦花》を使うデッキで重要な使いやすいライフゲイン手段だからね。
③ 3枚目の《霧縛りの徒党》が欲しい。《選択》の枚数を減らす事で枠は空けよう。《瞬唱の魔道士》の為のカードみたいなものだしね。
④ 4マナ域が多いので、《闇滑りの岸》は減らそう。
PVの【フェアリー】
プレインズウォーカー(5)
2 《精神を刻む者、ジェイス》
2 《ヴェールのリリアナ》
1 《最後の望み、リリアナ》
クリーチャー(12)
3 《霧縛りの徒党》
2 《瞬唱の魔道士》
4 《呪文づまりのスプライト》
3 《ヴェンディリオン三人衆》
ソーサリー(6)
3 《コジレックの審問》
2 《思考囲い》
1 《集団的蛮行》
インスタント(10)
2 《謎めいた命令》
4 《致命的な一押し》
3 《選択》
エンチャント(4)
4 《苦花》
土地(24)
2 《忍び寄るタール坑》
2 《闇滑りの岸》
2 《溢れかえる岸辺》
4 《島》
4 《変わり谷》
4 《汚染された三角州》
1 《人里離れた谷間》
2 《涙の川》
2 《沼》
1 《湿った墓》
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